運命線が長すぎる場合や、短いパターンや、途中で止まる、まっすぐでない線のこともあります。
また細い線や短い線の場合は、運命線とは気づかない可能性も。
今回は、長すぎる運命線や短い線やキレギレや波状の運命線についてみていきたいと思います。
短い運命線
1.短い運命線(努力運命線)
生命線の途中から中指の付け根の土星丘に伸びる線は、「努力運命線」とも呼ばれます。
手のひらでこの線が目立つ人は、 努力家と見ることができます。
ステップアップのため資格取得にチャレンジしたり、独立するなど自分の努力によって、道を切り開いていく素晴らしい人です。
この運命線が昇る時期が開運の始まりです。
良い意味での人生の転機となる出来事が起きる傾向です。
例えば、将来をともにする恋人が現れ、婚約、結婚へと進むこともあるでしょう。
また、就職や転職、出世、独立する、新居を立てるなどの、日ごろからの願望が叶いやすいときでも。
この手相が現れる人は、日ごろから目標をもって、努力を重ねてきた努力家なのです。
その成果が、この努力運命線として現れています。
細くて短い努力線がたくさん現れているほど、人生に良い事が多く訪れると言われます。
細くて短い努力線がしっかりした線になり、土星丘に届くと大吉相となります。
途中で止まる運命線
2.頭脳線で止まる運命線の意味
中指に向かう運命線が頭脳線で止まる場合は、35歳前後に軽率な行動が原因でトラブルが発生することを暗示するもの。
頭脳線と運命線が交わる地点は、35歳前後なのでその時期に仕事や恋愛関係で、重大なミスを犯す可能性が高いです。
女性の場合は、誤解や嫉妬によって離別することも考えられます。
運命線は社会生活との関わりをあらわすもの。
このトラブルによって、自分の殻に閉じこもってしまうと、取り返しのつかない状況を招いてしまう可能性があります。
頭脳線で止まり空白になったままの期間が長いと、孤独感や疎外感を感じてしまうこともありそうです。
大きなトラブルに遭うと、元の自分に戻るには時間がかかることが多いですが、
目先の誘惑に惑わされずに、謙虚に努力を続けることで、運命線は頭脳線を越えて伸びていきます。
3.感情線で止まる運命線の意味
勢いよく伸びていた運命線が、感情線で止まる手相は、56歳前後の大きな挫折を暗示するものです。
このタイプの人は情に厚い人が多く、情を重んじるばかりに結婚生活が破たんするとか、経営していた会社が倒産することもありそうです。
また、長年貢献してきた会社からリストラされる、献身的に尽くしてきた人が離れていくなどの逆境に陥る可能性も。
その結果精神的に大きなショックをうけ、一時的に感情が不安定になり、心の問題を抱えている人に出やすい手相です。
しかし運命線が感情線を越えて少しでも伸びていれば、大丈夫。
その挫折を乗り越えて、たくましく運命を切り開いていけるでしょう。
4.人さし指と中指の間に向かい頭脳線で止まる運命線
このタイプの人は、常に全力で物事に取り組む強運の人。
運命線が頭脳線で止まるのは、大きなトラブルに遭遇するなど良い意味ではありません。
しかし先端が人差し指と中指の間に向かうパターンは、意味が違ってきます。
この手相の人は強運の持ち主で、積極性と気の強さを合わせ持っているので、少々のことでは根を上げません。
どんな状況にあっても、へこたれず最善を尽くして頑張れる人なので、幅広い分野で活躍できるでしょう。
5.手のひらの途中で止まる運命線
運命線が手のひらの途中で止まる場合は、その時期にスランプに陥っていることを表しています。
仕事やプライベートな愛情面、恋愛面でもうまくいかない事態が発生する可能性があります。
その結果、出直さなければいけない事が多いでしょう。
不調な期間はしばらく続くので、活動がストップし社会からの疎外感を感じてしまう傾向です。
人生に「紆余曲折はつきもの」と考えなおし、強い意思をもって何事にもあきらめずに取り組む意欲をもつように努力すると運気が上がっていきます。
そうすると運命線の状態も改善していくでしょう。
指の間に向かう運命線
6.中指と薬指の間に向かう運命線
運命線の先端が中指と薬指の間に伸びる手相を持つ人は、地位や名誉を求める野心家です。
このタイプの運命線は、薬指の付け根の太陽丘の影響をうけ周りの人からの人気があり、才能豊かなことを示すもの。
したがって恵まれた才能を周囲に認められ、支持を受けて幅広く活躍できるでしょう。
そして積極的に仕事に取組む人ですが、お金が目的というよりも社会的な地位や名誉を求めているのです。
女性がこの手相を持つ場合は、自活意識が高く結婚後も仕事を続ける人が多いでしょう。
あるいは、一人で一家を背負ってたつというような宿命を持つ人です。
7.人さし指と中指の間に向かう運命線
このタイプの手相を持つ人は、常に全力の力で臨む強運の持ち主です。
人差し指の付け根の木星丘の影響を受け、積極性や管理能力や独立心が強い人で幅広く活躍できるでしょう。
自分の目標もしっかり持っているので、中年以降の運勢も安泰です。
しかしこの手相を女性が持っている場合は、夫運がないことが多いです。
長い運命線
8.中指の第三関節まで伸びる長い運命線
この手相は大変珍しい手相で、浮き沈みの激しい数奇な運命を送る可能性が高いです。
手首から伸びて土星丘を越え、中指の第三指節まで届く運命線は、波乱万丈な人生を送ることを意味しています。
この手相の人は、溢れる活力から自分の力量を超えた野心を持ち、事業に手を出して失敗することが強いタイプ。
一代で築いた権勢や資産も、挫折によって悲運に終わる運命を示唆するものです。
この手相を女性が持った場合は、気が強く結婚すると夫を従えるパターンが多いです。
あるいは若くして配偶者と死別する人も。
気性が激しく情熱的な性格を、うまく生かせる場を見つけると開運するでしょう。
9.生命線のすぐ近くを土星丘に昇る運命線
生命線に近接して昇る運命線は、肉親や親せきなどの力によって運気が上昇する相です。
この手相を持つ人は、裕福な家庭に育った人によく見られます。
波状や蛇行・キレギレ・途切れるなどの運命線
10.途中で途切れる運命線
運命線の途中に空白部分がある場合は、一時的に表舞台から退くとか運気の低迷期であることを暗示するものです。
ハッキリと刻まれた運命線が突然空白になるのは、資金難や挫折、災難などの不運や逆境をあらわす場合もあります。
そういった不運に伴う職業や住居の変化など、環境の大きな変化も空白になる要因の一つ。
この切れ目が大きいほ不運も大きく、逆境による宿命的な変化や別離なども暗示されています。
またOLをしていた女性が、結婚や子育てにより家庭に入り、一時的に社会との接点が少なくなる事を示していることも。
この期間は、自分の人生を生きるよりも一生懸命に家族のサポートをする時期といえそうです。
さらに体調を崩して、長く療養している期間が空白になることも多いです。
体が回復し、復職できるとまたしっかりした運命線があらわれるパターンが多いです。
空白の期間は人生の充電期と考え、無理をしないで人生の流れに沿って生き、英気を養いましょう。
11.波状の運命線
運命線が波状にくねくねしている場合は、困難や苦労など不安定な人生を暗示しています。
この手相を持つ人は、生活力に乏しく粘り強さややる気に欠ける傾向です。
そのため何かをするにも、中途半端になりがち。
商売を起こしたりすると、失敗する場合が多く、借金がかさんでしまう可能性が高いでしょう。
なので、会社勤めなど安定した職業に就き、地道に努力し安定した生活を手に入れると良いですね。
12.蛇行した部分がある運命線
運命線が蛇行しながら伸びていくタイプです。
これは蛇行している期間は、運勢が停滞気味で迷いがあったり、苦労や悩みが多いことを示すものです。
年齢についてはこちらを参考にされてくださいね。
感情線と運命線が交差する地点が35歳前後なので、その時期あたりまでは紆余曲折がありそうです。
このような期間が長くなると、意気消沈してしまいがちですが、今が頑張り時ととらえることが大切。
順風満帆の一生は、少ないものと考えましょう。
この時期を辛抱強く前向きに生きることで大きく成長することができます。
前向きに努力することで、まっすぐで勢いのある運命線に変わり、運気が開けるでしょう。
13.線がキレギレの運命線
しっかり刻まれている運命線がキレギレになって上昇する場合は、自分らしい生き方を追い求めるタイプです。
人と同じ生き方でなく、刺激的で変化や多様性のある人生を創っていく傾向があります。
積極的にいろいろな事に挑戦することは、人生経験を積むことになり、人生を豊かにしてくれます。
いっぽう細い運命線がキレギレになっている場合は、自分が本当にやりがいを感じる仕事や、生き方を時間をかけて模索するタイプです。
特に若い時期は、一つのことに専念するのでなく、いろいろなことに挑戦する人が多いもの。
自由な発想で様々な仕事をするなどで、人生経験を積みながら自分が生きるべき道を見つけていくパターンが多いです。
まとめ
長すぎる運命線や、キレギレや波状、短いなどの運命線についてみてきました。
運命線は、自分の今の状態や運気の傾向を知ることができますね。
そして人生には想定外の事が起こりやすいもの。
いろんな状況になったとき、運命線は道しるべになってくれるものです。
自分の運命線をじっくりと観察してみましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。