時々自分の手相をチェックしていると、少し前までなかったような楕円形や十字、点のような形が出ていることがあります。
島のような形や十字(バツ)のような形、星のような形や点のような形などなど。
紋とかマークと言われるもので、あらわれる場所によって様々な意味を持っています。
今回は頭脳線に島紋や十字紋、星紋、斑点などがあるパターンを見ていきたいと思います。
頭脳線に島紋(アイランド)マークがあるパターン
①人差し指の下の頭脳線にあらわれる島の意味
人差し指の下の頭脳線上に現れる島は、幼少期(12歳頃まで)における知能力や精神力が弱いことを示すものです。
勉強が嫌いだったり、まだしっかりした考えを持てない時期を表しています。
したがって、大きな望みを頂くなどの向上心は持っていないと思われます。
島が薄くなるにしたがって、精神的にもしっかりと成長してくるでしょう。
頭脳線の起点が生命線と重なっている場合は、幼少期に病弱だったことが示されています。
体が病弱なため、精神的に弱かったともいうこともできますね。
②中指の下の頭脳線にあらわれる島の意味
中指の下の頭脳線に島がある場合小さく目立たないときは、頭痛持ちであることを示しています。
はっきりした島の場合は、頭の病気にかかりやすい傾向を表すもの。
そして、頭脳線の島から後の線が細く貧弱な場合は、その病気が治りにくいことを表しています。
また、精神的な疲れや悩み、過剰なストレスなどでうつ状態になる可能性もあります。
加えてこの島は、思いがけない災難やトラブルに巻き込まれることも暗示するものなので、十分に注意することが大切です。
③薬指の下の頭脳線にあらわれる島の意味
薬指の下の頭脳線に現れる島は、眼の病気や視力の低下を暗示するもの。
島が薄い場合は、眼を酷使する作業などを見直し、眼を休めて様子をみましょう。
ですが島がたくさん表れていたり濃い場合は、深刻な眼の病気の可能性もあります。
自覚症状がなくても専門医を受診することが大切です。
④小指の下の頭脳線にあらわれる島の意味
小指の下あたりの頭脳線に島があらわれると、心配性や強い神経質な状態に陥ることを示すものです。
またこの島は老年期の知能力の衰退の予兆でもあります。
心配性で度を越した取り越し苦労をしてしまいがち。
あまり考え過ぎると精神的な病に繋がる場合もあります。
「案ずるより産むが易し」ということわざもあるように、心を安らかに心配し過ぎに注意しましょう。
⑤頭脳線の先端にあらわれる島の意味
下方向に強く垂れ下がるように伸びる頭脳線の先端に島がある手相は、とても繊細で神経が過敏なタイプ。
神経症や精神的な病を患う予兆です。
妄想や幻聴、幻覚があらわれるようになった場合は、専門医に受診しましょう。
しかし、このタイプの手相を持つ人はミステリアスな雰囲気を持つので、その部分が魅力的にみられることもあるようです。
頭脳線に十字紋(クロス)や星紋(スター)・斑点(スポット)がある手相
①頭脳線の途中に星紋(スター)がある意味
頭脳線の上に線が交差し、星ができるのは神経を傷つけるケガや病気の予兆。
脳溢血などの頭の病気の可能性もあるので、自覚症状がなくても脳ドッグなどを受けるなどし用心しましょう。
②頭脳線の途中に斑点(スポット)がある意味
頭脳線の途中に黒い斑点がある手相は、やはり脳の病気の予兆です。
思い当たることがなくても、専門医を受診すると安心ですね。
また斑点が赤い場合は、短期的なトラブルを示すもの。
なので軽いけがなどが心配されますが、深刻な事態は避けられそうです。
頭脳線の先端に十字紋(クロス)がある意味
頭脳線の先端に十字(クロス)がある手相は、脳神経の疲労や障害を示しています。
こちらの図のように月丘に伸びる頭脳線の先に十字がある場合は、脳が疲労困憊していることを示しています。
先端に星がある場合も同じ意味を持ちます。
脳の疲労や障害の度合いも深刻なものになる恐れがあります。
頭脳線の先に、十字や星があらわれたら、休養をとりストレスを避けることが大事です。
そして、専門医を受診したりカウンセリングを受けるなどの対応することが大切です。
まとめ
頭脳線に島紋や星紋、十字紋、斑点などの、マークがある場合の意味についてみてきました。
頭脳線は頭や眼に関係する疲れや病気、事故などのトラブルが示されていましたね。
ここでご紹介したような手相を見つけたら、深刻な状態になる前にケアできるようにすることが大切です。
今回もお読みいただきありがとうございました。